ネット広告をクリックしたら、パソコンの警告が出たときの対処方法をお伝えします。

広告クリック後の警告は、詐欺です。

偽の警告画面
警告音と音声で危機感を煽る

対処は無視して「閉じる」

加害者がネット広告を出してまで行っている目的は、お金です。個人情報を得てから、別の接触で金品を狙うケースもあります。

警告画面が出たときの対処は、無視が原則です。次のいつれかで解決すると思います。

  • 画面を閉じる
  • アプリ(Webブラウザ)を終了する
  • パソコンを再起動する

もし問題があるときは、メーカーサポートやショップへ相談してみてください。

消費者庁が注意喚起

この詐欺手法について、消費者庁が公式サイトで詳しく解説しています。

解説ではWindowsのニセ画面ですが、Mac向けのニセ画面もあります。

URLをチェックする習慣を

URLは何か?と見る習慣を勧めます。

完璧な詐欺対策にはなりませんが、普段からURLに注目していると、詐欺に気付けることがあります。

詐欺サイトのURLは無意味で長いのが一般的です。

また、トップレベルドメイン(URLの最後)は、「.sbs」「.fan」「.xyz」「.monster」であるケースが多いです。

.com」も詐欺で少なくありません。ただし、このトップレベルドメインは古くからあり、海外のハイブランドも使用しています。

ブランド名や会社名がなければ怪しい

ブランド名や会社名を偽ることは簡単です。しかし、ネット広告で偽ると、多くは審査パスしません。

だから、詐欺広告がブランド名や事業者名の記載がなかったり、聞いたことのない名称だったりするのでしょう。

ただし、無名だけど、まともな広告主もたくさんあり、判断が難しいところです。

知らない名称でもし気になったら、広告をクリックせずに、その名称でネット検索することもひとつの対策だと思います。

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