iPhoneでピントがなかなか合わないとき、マニュアルフォーカス(MF)にすると解決します。
例えば、小さい花をアップで撮りたいときに有効!
そんなマニュアルフォーカスができるお勧めカメラアプリを紹介します。
なお、作例写真は、サイズ縮小と透かし以外はそのまま。iPhone 11 Proの撮って出しです。
iPhoneアプリ M Camera
お勧めするiPhoneアプリは、iOS 15.0以降が対象の M Camera。マニュアルフォーカスを含むフル機能を使うには、600円の課金が必要です(2024年1月現在)。
このカメラアプリを使えば、手動でピント調整が可能です。
シンプルでわかりやすいUIデザイン。フル機能では、ホワイトバランスのケルビン指定やシャッタースピード変更もできます。
残念なところは、露出補正の方法。純正カメラアプリと同じで、操作しにくいと感じます。
近づくほど、背景がボケる
スマホでも、接写すれば背景ボケを得られます。メインの被写体以外がボケると、立体感が伝わる写真になります。
写真講座でも「背景をぼかしたい」という声が多いです。デジカメ購入前に試してみてはいかがですか。
手動でフォーカス決め、スマホ前後
マクロ撮影(接写)する際は、マニュアルフォーカス決定後に、カメラを前後させるほうが、ピント合わせしやすいです。
この撮影手法は、iPhoneでもミラーレスでも同じです。
M Camera マニュアルフォーカス方法
M Cameraを使ってピント調整を手動にする方法は次のとおりです(上図参照)。
- [FOCUS]をタップ
- [+]を左へスワイプ
ピントが合うところの最短距離が左端です。
なお、明るさ調整したいときは、先に露出補正します。
色補正(色温度・色かぶり)
撮影前に色補正(色温度・色かぶり)することも可能です。
- [WB]をタップ
- 2つの[+]を左右にスワイプ
色温度(ブルー⇔アンバー)の調整が上の[+]で、下が色かぶり(グリーン⇔マゼンタ)です。