デジタル機器やITの進化で、プロデザイナーでない人でもデザインする機会が大幅に増えました。

そこで、分かりやすいデザイン論が語られている動画を紹介します。上はYAHAMAのバイク《YZF-R》シリーズのデザインについての解説です。

ホームページや印刷物にも共通することが語られています。

デザインには必ず根拠がある

「自分はセンスが悪いから、デザインできない」とビジネスシーンでよく耳にします。これは、デザイン力=センスの良さだと思っているからでしょう。

しかし、プロの発想は違います。たしかに美的センスはあった方が有利ですが、重要なのは論理的思考です。

著名なデザイナーのなかには、デザインをどう発想しているのか書籍や雑誌で伝えています。

多くのプロデザイナーは、状況を把握し、前提を明確するといった段階を踏んでから、ビジュアルをどうするか考えます。結果として、デザインには必ず根拠が伴います。

優れたデザインの共通点は、目的にかなっていることです。

なお、美的センスは、観察と思考を繰り返すことで高まると思います。少なくとも、デザイン力は「生まれながらの才能」ではありません。

成果を高めるWebデザイン

ここからはWebデザイン・ホームページのデザインへ話を移します。

Webデザインの具体的なタスクは、ページレイアウトをどうするか?文字の大きさは?ボタン形状は?など挙げられます。

これらの前提は、ターゲットユーザと目的を念頭におくことです。

生徒向けサイトとシニア向けサイトとでデザインが異なることを考えれば理解しやすいと思います。また、「この店にあったBGM」など音楽を参考に考えるのも良いかもしれません。

YAHAMAの動画にあった「議論」→「仮説」→「検証」は、ホームページ制作でも行われています。

ターゲットユーザの視点とネット行動を想像して、自前のホームページが分かりやすいか?をチェックします。

「ホームページ”制作”」と書きましたが、完成した後に効果を確認して、改善を繰り返します。これをできることが、Webマーケティングの強みです。

Googleアナリティクスなど効果に関する集計を元に、仮説を立て改善を繰り返す(PDCA)ことをします。その結果、閲覧者が増えてより成果をあげるホームページへ進化します。

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