Webプッシュ通知とは、Webサイト運営者がメッセージを送れる仕組み。LINE着信通知のように、公式アプリ不要で送信できます。

ただし、閲覧者に受信許可してもらう必要があります。その後は、当該ホームページにアクセス中でなくても、メッセージ送信可能です。

通知を受ける側は、ホームページごとに受信可否を決められます。

ホームページ
この記事では、Webサイト・公式サイト・オウンドメディア・Webメディアを「ホームページ」とします

iPhoneは、受信に一手間

現在、Webプッシュ通知(以下、プッシュ通知)を送れる対象は、次のAndroidスマホとパソコンです。

一方、iPhoneで受信するには、配信元ホームページをダウンロード(ホームに追加)する必要があります。

メルマガとの違い

受信を希望した人へ送る点では、メルマガと同じです。どちらもリマーケティングに活用できます。

 メルマガプッシュ通知
受信登録メールアドレスや名前など個人情報の入力許可ボタンをクリック
主な目標
  1. 告知内容の認知
  2. ホームページへの誘導
  1. ホームページへの誘導
  2. ブランドの認知
画像添付複数アイコン、1枚(受信デバイスによる)
文章無制限20文字くらい(受信デバイスによる)
リンク複数1つ、2または3ボタン

メルマガは登録メールアドレス、プッシュ通知は許可したデバイス(スマホやパソコン)へ送られます。

受信登録の手軽さがプッシュ通知のメリットです。ただし、短文しか送れません。

ウェブプッシュ通知

効果的なプッシュ通知の活用

プッシュ通知を使った3つのマーケティング手法を案内します。

訴求力を高めるため、見込み客にとって有益な情報を普段から流すのが良いかもしれません。この手法はオウンドメディアと共通であり、連携した運用が効果的でしょう。

事例1:キャンペーンや新発売

例えば、小売やサービスなら、キャンペーンや新商材のお知らせを送って集客増を狙います。

事例2:売れ残り対策

売れ残りしそうなとき、直前のキャンセルなどで、急遽タイムセールを行う際に「今を告知」するのはいかがでしょう。

事例3:キャンセル待ち対応

特定のURLを閲覧した人だけにメッセージを送れます。

これを利用して、定数オーバーのキャンセル待ちの人へ、空き発生しのお知らせができます。

プッシュ通知を送信可能する方法

ホームページ運営者がある機能を組み込むと、プッシュ通知を送れるようになります。

その方法は、無償ソースコードを使うのと、事業者サービスを利用するのと2通り。提供事業者は複数あり、UIや統計機能が異なります。

サービス利用した感想

3社のプッシュ通知サービスを、《たまプロ新聞》や《駅ずかん》で利用しました。

どれも統計機能が興味深いです。しかし、そのデータの正確性に疑いを持ちました。

予想以上の購読者数・クリック数でしたが、Googleアナリティクスの流入数と乖離があります。

業者Bがデータを盛っているのでは?と疑いを持ちました。そんなとき、先方のエラーで決済ができず、業者Cを使うことに。

業者Cを使ってみて統計データをチェックすると、やはり業者Bの統計はかなり怪しく感じました。

ということで、事業者サービスを利用するなら本格導入の前に、数社を試すことをお勧めします。

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