Webサイト(ホームページ)の更新や新規ページについてなど、告知したいとき便利なのがプッシュ通知です。
アプリを介さないため「Webプッシュ通知」と呼ばれますが、受信の表示は同じです。本記事では「プッシュ通知」とします。
受信側の解説は「Webプッシュ通知の受信方法・拒否方法」をご覧ください。
告知手段がTwitterだけじゃ危うい
今はWebサイトへの誘導手段としてツイートは有効です。しかし、Twitterがこの先どうなるか分かりません。
「認証マーク」を、取得済みのユーザから削除したことは象徴的です(その後、一部のユーザは回復)。
- 認証マーク・認証済みバッジ
- 投稿者が本人であることをTwitterが認めた印。SNSは成りすましが多く、この対策。
『ニューズウィーク 日本版』配信記事では「デマや陰謀論の発信者にお墨付きを与えている」と指摘しています。
かつてツイッターの青い「認証済みバッジ」は、そのアカウントの信頼性を示すためのものだった。だが最近では、偽情報を発信しているアカウントの偽りの信頼感を高める手段となっている。
ニューズウィーク「ツイッターの青バッジはフェイクのしるし?」より
民間企業なので認証マーク審査を有料にするのは理解できますが、付与したマークを外したことは、かなり問題があると感じます。
Twitterが詐欺やデマの温床として定着すると、運用しなくなる企業や行政組織が増えるかもしれません。他ツイートに騙される可能性が高ければ、「最新情報はTwitterで!」とは伝えなくなるでしょう。
そこで代替として、プッシュ通知の活用をお勧めします。一方通行になりますが、リプライしていなければ効果は同じです。
プッシュ通知を送信するには?
Webサイト運営者が機能を組み込むと、プッシュ通知を送れるようになります。
送信相手は、過去に運営Webサイトへ訪れ、受信許可をした人です。
機能を組み込むには、無償ソースコードを使うのと、事業者サービスを利用する手段と2通り。提供事業者は複数あり、UIや統計機能が異なります。
無料でプッシュ通知できるPUSH7
『制作サポーターSothei』や『たまプロ新聞』は、Push7を利用しています。
Push7は5,000送信/月まで無料。カウントの仕方は次のとおりです。
- 受信デバイス500に対し、10通送信=5,000
- 受信デバイス50に対し、100通送信=5,000
これを超えて送りたいなら有料になります(2023年4月現在・税別価格)。
- 30,000送信まで¥980
- 100,000送信まで¥2,980
送信するには、タイトル・リンクURL・コメントを入力します。タイマーセットも可能です。
通知からの流入数が集計されるので、どんなことにニーズがあるか把握できます。
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