Webライティング・ネット記事の書く上で最も大切なのは国語力ですが、加えて、SEOの配慮が必要です。

ネット記事
Webメディアやブログなど、ネットに繋げて読む文章コンテンツ
SEO:Search Engine Optimization
検索サイト最適化
GoogleやYahoo!で検索した人を、自分のホームページへより多く呼び込めるようにすること

SEOを踏まえることで、検索サイトからの流入(オーガニック)を増やすことが可能です。

以下、「ネット記事」「ウェブ記事」を、「記事」と表記します。

Nova Air CとiCleverキーボード

1つの記事に目的は1つ

何らかの目的があって書き始めるわけですが、途中で曖昧になりがちです。

「〜を知ってほしい」「来店してほしい」など、目的や期待する反応を明確にしてライティング中に何度も確認しましょう。

1つの記事に目的は1つ、が原則です。

何をどう書くか?のヒント

読者の知りたいことと、伝えたいことが重なる面が広いほどアクセスが増えて成果を見込めます。

Googleサジェスト
Google検索で、文字入力した際に自動で関連ワード(複合語)が表示される機能

次のようなアプローチで、目的が叶いそうな記事を書いてみませんか。

  • 他にない特長
  • 喜ばれたエピソード
  • よくある質問の回答
  • 感性や知識欲を満たすこと

具体的な読者を思い浮かべながらライティングすると良いと思います。

定番のライティング術

  1. 書く項目を列挙
  2. マインドマップで文書構造を検討
マインドマップ
論理構造を視覚的に検討しやすくする図
文書構造
伝える項目を「親子関係」で示した「骨組み」

思いつく項目を列挙した後、それらをマインドマップで検討して文書構造を組み上げます。

作図後に変更が簡単なので、手書きよりアプリをお勧めします(筆者はMacとiPadで編集可能な『SimpleMind』を利用)。

文書構造の例

「横浜観光」と「湘南観光」に詳述がぶら下がります。

  • 横浜観光
    • 映画の舞台になった公園
    • 昔から人気のレストラン
    • 夜景が素敵なホテル
  • 湘南観光
    • 江の島の見どころ
    • 海が見えるレストラン

SEOに重要なタイトルと見出し

『たまプロ新聞』ではターゲットワード選定や、記事の《タイトル》と文章の《見出し》のライティングに時間をかけます。これらがSEOに重要だからです。

SEO:Search Engine Optimization
検索サイト最適化
GoogleやYahoo!で検索する人を、自分のページへより多く呼び込めるようにすること

公開後のアクセス状況から書き直すこともしばしばです。文言を変えて、アクセス数アップすることは珍しくありません。

SNSとGoogleによる転載を考慮

Webライティングで最も重視すべきは《タイトル》。読者が、記事を開く前に内容を推測できることが望ましいです。

《タイトル》は、LINEやTwitterの投稿にURLを入れると転載されます。また、Google検索の結果ページにも載ります。

タイトルと見出しの違い

記事に《タイトル》と《見出し》を書きますが、それぞれ役割が異なります。

タイトル
記事(Webページ)全体を表す(HTMLタグはtitle)
見出し
文章ブロックの頭に配置する代表(HTMLタグはh1・h2・h3・h4・h5・h6と6レベル)

《見出し》は文書構造を示すことが可能です。例えば、“h1:神奈川県、h2:横浜市、h2:川崎市、h2:相模原市”とすれば、3市が県にぶら下がっている、とGoogle検索などへ「親子関係」を理解させられます。

引き算の観点を忘れずに

ライティングしていると、補足や重複する余分な文章を増やしすぎることが多々あります。推敲の際は、削除しても伝わるところを探し、文章をダイエットしましょう。スマートになるほど分かりやすい文章になります。

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