ネットに表示される詐欺広告の特徴や、広告審査をパスする理由について解説します。

生成AIで巧妙化する詐欺広告
近年は、すぐに判別できない詐欺広告が増えています。
かつては同じイラストや写真を使い回す例が多かったです。しかし、最近多発している年金ニュースを偽る詐欺広告では、バナーごとに画像を変えています。
また、怪しい広告やWebページに「変な日本語」はなくなりました。
これらの背景には、詐欺師が生成AIを使っていると考えられます。
広告ごとにドメインを変える
広告のリンク先ドメイン(URLの一部)は、広告ごとに異なります。
これはドメインごとのブロックを回避するためでしょう。
詐欺師は、安価なドメインを使うため、「.pro」「.site」「.sbs」を多く見かけます。
なぜ広告審査をパスするのか?
Googleアドセンス(広告を載せたいメディアが利用するサービス)で、リンク先のページを確認すると、ある企業の公式サイトでした。
「詐欺広告」と「リンク先」が一致していない理由は、Googleの審査をすり抜けるためと考えられます。広告がクリックされるタイミングなどに応じて、リンク先を切り替える手口があるのです。
また、「次へ」という詐欺広告では、一瞬、違うデザインが表示されるものがありました。これも自動審査を騙すためでしょう。