ネット記事の反応は《たまプロ新聞》では、およそ4タイプに分かれます。それぞれの背景と、Webライティング術を解説します。
- 短命
- 大器晩成
- 優等生
- ダメダメ
アクセス数はGoogleアナリティクス(無料)で把握することができます。

短命な記事
店の新規オープンやイベント・キャンペーンの記事は、公開直後からアクセス急増し、数日で落ち着きます。
流入元は、記事配信先のニュースアプリやGoogleディスカバー。
- Googleディスカバー
- Googleのアプリやサービスで、ネット検索前に表示される推薦リンク
短命記事であっても、一気にアクセスを集められれば、他タイプの閲覧数と変わりません。
この成果を得るには、速報性がポイントで、詳しさは不要です。
ただし、グランドオープンの記事はその後も、閲覧されることがあるため、スポットガイドとして成り立つ情報量があると良いです。
大器晩成な記事
公開して数ヶ月〜数年後に、アクセスが増える記事があります。
このケースの流入元は、検索サイトから。「オーガニック(流入)」とWeb業界で呼ばれています。
大器晩成な記事は、簡明で詳しい解説が対象になります。また、SEOも必要でしょう。
- オーガニック流入
- 広告を含まない検索サイト・検索エンジンからのアクセス
- SEO:Search Engine Optimization
- 検索エンジン最適化
オーガニック流入が増えるように、AI解析されやすくすること
SEOを踏まえたWebライティングについては、ネット記事の書き方に載せました。
優等生な記事
「短命」「大器晩成」を兼ね備えた記事もあります。
優等生な記事も、簡明で詳細な解説が重要です。また他にない切り口が有利になります。
例えば、「iPhoneで猫を接写する方法」。マニアックだけどニーズのある解説は狙い目の一つです。
ダメダメな記事
ほとんどアクセスがなく、ハズした記事もあります。
ダメダメな記事が増えることで、何がダメだったか予想できるのはメリットです。
ハズした記事から人気記事へ
リライトすることで「大器晩成な記事」へ昇格することがあります。
特に「これは伝えたい」「これは役立つ」という自信がある記事は、生まれ変わる可能性があります。
タイトルや見出しを変えたり、枝葉末節を削除したりすることで効果が現れるかもしれません。
重要なのは、アクセス状況を元に、仮説をたて試行錯誤(PDCA)を繰り返すことです。

まとめ:ネット記事の狙いどころ
- 速報性を狙うなら、すぐ公開する
- 簡明で詳細な解説をする
- ユニークな切り口で伝える
- アクセス状況を確認して改善を繰り返す
4タイプに共通するポイントは「人の役立つこと」。「重要なことは、(気づいたら)当たり前なこと」と感じることが多いです。
オススメ本
- スマホで「読まれる」「つながる」文章
- 月間1.5億pv、マネタイズ成功という朝日新聞社のWebメディア《withnews》に関わった著者がWebライティングを伝える
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