
SAMYANG 12mm F2.0 NCS CSは、APS-Cミラーレス用の超広角単焦点の交換レンズ。広さを伝える写真を撮れます。
非ズームでマニュアルフォーカスのため、軽量で持ち運びやすいです。
EマウントやXマウントなどに装着できる製品が販売中。
画角 | 98.9° ※EF-Mマウント用を除く |
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焦点距離 | 12mm(フルサイズ換算:18mm) |
全長 | 約59mm |
重さ | 245〜260g |

軽量な超広角レンズの実力は?
SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS Xマウントを購入してしばらく使ったのでレビューします。
この交換レンズは、空間の広がりをダイナミックに表現できる超広角レンズ。それでいて 重量300g未満と軽量で、歩き移動が多いときでも負担が少ないのが魅力です。
操作性とピント調整
このレンズは マニュアルフォーカス仕様。ただし、広角レンズの特性上、風景や屋内撮影では厳密なピント調整が必要になる場面は少ないので多くの人にとって問題はないでしょう。
気になる点
レンズ価格を考えると画質は十分なレベルですが、EXIF情報が記録されない点は不便に感じます。
- インテリア撮影では、周辺の歪みがやや気になる
- フリンジ(にじみ)が発生しやすい
- EXIF情報(絞り値やシャッタースピード)が記録されない

12mm F2.0 NCS CSで撮った作例
カメラは《FUJIFILM X-Pro2》や《FUJIFILM X-T3》です。
透かし・サイズ変更・明るさ調整を、Lightroomで編集しています。歪みなどは変えていません。









12mm F2.0 NCS CSの総評
軽量で持ち運びやすく、広がりのある撮影を楽しめる、コスパの良い交換レンズ。
風景や建築などの撮影で「もっと広く撮りたい」という人、そして、手動ピント合わせが苦にならない人に、SAMYANG 12mm F2.0 NCS CSはおすすめです。