Googleアドセンス経由で、無関係だったりデザインが悪かったりするダメ広告を見かけます。

Googleアドセンス
Webメディアやネットゲームの運営者が、広告スペースを貸すことで収益を得られるサービス[詳しく
Webメディア
雑誌や新聞のような情報を公開しているホームページ・ブログ

ダメ広告が表示されると、収益が落ちるのではないかと疑っています。

弊所は地域情報を扱う《たまプロ新聞》や《駅ずかん》を運営しているため、多くのバナーをチェックしています。

機会損失になるダメ広告とは?

興味がある広告はクリックされることが多いでしょう。見かけた人にとって「情報提供」の側面があるのが理想です。

一方、その逆もあります。次の2点が問題だと考えます。

  • 適当に出稿している
  • 親和性が低い

ダメ広告は、利用者の印象(UX)や運営者の収益を阻害します。

これらは、だいたい表示回数は少ないので、AIがうまく機能しているのかも知れません。しかし、機会損失には変わりないので、1回も表示させたくないところです。

適当に出稿している

出稿者にとって、Google広告がクリックされなければ、基本的に費用がかからないことはメリットです。

しかし、チャレンジしやすいので、プロモーションの素人がやらされて、適当に設定しているケースが多々あります。

例えば、見出しに、「地名だけ」「特長にならないこと」をたびたび見かけます。ひどいときは「テスト」という表示も!

親和性が低い

Webメディアのジャンルとかけ離れた広告も載ります。わかりやすいケースだと、日本語コンテンツに英語。

また、詐欺もあり、掲載側のコンテンツの信用を損わせることが、何よりの問題だと感じます。

ダメ広告を見つける方法・対処する方法

ダメ広告の対処は、Googleアドセンスのサイトでブロックすることです。

ただし、掲載メディアによっては、かなりの数になるので、全てチェックすることは難しいことかもしれません。

私の場合は隙間時間にiPadで行います。パソコンよりブロック指定を素早く行えるからです。

あまりにひどいなら、出稿アカウントごとブロックしています。

まずは、クリック率と親和性の観点でダメ広告を見るけることをお勧めします。

クリック率はどうか?

最近になって、それぞれの広告バナーのクリック率を確認できるようになりました。

掲載数の多いものからクリック率をチェックすると効果的です。

同じ商材でもデザインによって差異があったりします。

親和性が低くないか?

狙いを絞って探す方法を紹介します。

もし、掲載メディアが「日本語のみ」なら、まずは外国語をチェックします。

  1. Googleアドセンスにログイン
  2. 左メニューの[ブランド保護
  3. コンテンツ
  4. 広告レビューセンター
  5. テキストボックスを押す
  6. 言語

次にWebメディアと親和性が低い業界やカテゴリを推測して、ワード検索します。例えば次の通りです。

  • 不用品
  • 廃棄物
  • 塗装
  • シミ

誰にとっても関わりがあっても、Webメディアのジャンルと関係ないものは、効果が少ないと思います。

クリック率の低いジャンルを知る手段として、「広告のクリック率を個別に調べる方法」があるのでチェックしてみてください。

ワード検索する方法は次の通りです。

  1. Googleアドセンスにログイン
  2. 左メニューの[ブランド保護
  3. コンテンツ
  4. 広告レビューセンター
  5. テキストボックスを押し単語入力

関連リンク

カテゴリ
Webサイト運営, ガイド記事
特徴タグ