最近、運営サイト(Webメディア)とマッチしていないアドセンス広告を見かけることがあります。Cookie規制の影響なのかもしれません。
- Googleアドセンス
- ホームページ運営者が、ネット広告スペースを貸すことで収益を得られるサービス[詳しく]
そこでブロックしたところ、収益が増えました。ブロックすべき広告の見つけ方を紹介します。
なお、Googleアドセンスを弊所が利用して20年近く経ちます。
初掲載:2021年10月
機会損失を減らす
Googleアドセンスは手間がかからない、と思っていました。しかし、そうでもないようです。
対象を決めてブロック作業
個別のクリック率は分かりませんが、以下はまず押されることはない、と推測しました。
- 詐欺と思われる商材
- 一瞬で何か分からない
- ローカルビジネスなのに、一瞬で所在地が分からない
- センスがかなり悪い
- 表示しない(一時的?)
- B to Bの商材
これらをブロックしまくりました。4.〜6.はブロックする方が収益減になるかもしれませんが、とりあえず対象にしています。
閲覧者が広告を見るのは1秒以下。一瞬で伝わらなければ論外です。
聞いたことない企業の商品
口にするものや肌につけるものは、消費者の目が特に厳しくなります。
実際、何度も被害の報道を目にするため、商品選びに慎重になります。
友人や親族が、その広告をクリックしそうか?想像してブロック判断するのが良いでしょう。
- 無名ブランドの飲食商品やサプリ
- 無名ブランドの美容商品
- 無名ブランドの結婚指輪
もちろん無名ブランドでも良品はあります。しかし、それは事業者側がオウンドメディアなどで、プロモーションすれば良いこと。こちらがリスクを負うことはありません。
手間をかけた結果、1.4〜1.9倍
親和性のない広告に表示されてしまうと、閲覧者に向いた出稿機会を奪われることになります。
この機会損失を減らすため上述の6タイプをブロックした結果、クリック率や収益が増えました。
2021年6月と9月を比較すると推定収益額が、弊所が運営している『たまプロ新聞』では144.5%アップ、『駅ずかん』は192%アップという結果。
後日談:ブロック作業をやめたから落ちた?
2022年5月上旬の数日間、ブロック作業をやめたところ、その数日後から広告クリック率/収益がガタンと落ちました。
多くの要素が絡むので、ブロック作業をやめたのが原因かは定かではないです。しかし、ブロック作業を再開するとまた改善したので関連性は高い気がします(偶然かもしれませんが)。
また、システムは常に向上するので、効果があった作業も不要になるでしょう。
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