デジカメを買う人へ、プロが勧める選び方を紹介します。
ポイントは“撮影シーン”と“イメージセンサーの大きさ”です。
コンデジ・一眼レフ・ミラーレスと、デジカメには3タイプあります。後者2つは「一眼カメラ」と呼ばれ、レンズ交換式です。
一眼カメラは、システム(カメラ本体とレンズの製品群)ごとで互換性がなく、同じメーカーでも直接レンズを装着できないことがあるのでご注意ください。
カメラをどう持参するか?
まず、撮影シーンまでカメラどうやって持ち運ぶか?と考えます。
「電車でリュック」「徒歩でポケット」「車でキャリーバッグ」など、移動手段と持参方法から許容できる機材の大きさや重さを念頭におきます。
撮りたい写真の共通点は?
インスタなど他人の作品をたくさん見ていると「自分もこんな風に撮りたい!」と感じることがあると思います。
撮影したい写真に共通点はありますか?例えば・・・
- 綺麗な背景ボケ
- 夜景や夜空
- 視野が広い
- 日常の風景
もし上記「1.」や「2.」なら、イメージセンサーがより大きい方が有利です。
また、ボケが綺麗なのは一般的に単焦点レンズ(非ズーム)です。
視野を広く撮りたいならば、焦点距離24mm(フルサイズ換算)以下のレンズが良いでしょう。
重さや予算が許すなら、一眼カメラ(ミラーレスまたは一眼レフ)をお勧めします。レンズ交換することで、画作りが変わり柔軟に対応できます。
手軽さがメリットのコンデジ
デジカメも大(高スペック)は小を兼ねると言えます。しかし、手軽さは犠牲になります。
「奮発したけど結局、持ち歩かなくなった」という声は少なくありません。
日常風景が被写体なら、コンパクトデジカメ(コンデジ)がお勧めです。
旅行の思い出記録ならば、高倍率ズームのコンデジが便利。
ただし、安価(新品2万円以下くらい)なコンデジだと、最新スマホの方が優秀ということがあり得ます。
中古カメラなら昔の高級機が手頃になっていますので、検討されてみてはいかがですか?
筆者はマップカメラで中古カメラやレンズを買っています。
店頭で試す
デジカメは店頭で、手にしてチェックした方が良いです。持ち心地や雰囲気は仕様表の値では分かりません。
ほとんどの大きなカメラ店では、持参SDカードを入れて試し撮りできます(事前に店員に聞いてください)。