「福島」の単語を含むGoogleサービスを介したネット広告が、2023年4月あたりから目立っています。
これらの多くは、詐欺サイトへアクセスさせるために出稿されています。
- 福島をめぐる異例の事態
- 福島市上空の不可解な現象
- 福島の水はどうなったのか
- 福島の汚染水の海洋放出
- 福島からの汚れた水
福島の原子力発電所の処理水に対して迷惑電話がニュースになっていますが、同じ動機があるのかもしれません。
ニュースサイトっぽい不審広告
他にも、不安を煽る広告を見かけます。
まるでニュースサイトのタイトルのような文字が載ります。
- 駅のゲージがずれている
- 不可解な輝き
- 魚は健康に危険です
- 有毒な海産物
- その存在に気づかないこと。
- 有害な習慣とその身体への影響。
- その存在に気づかないこと。
- 注目の台風 日本通信(HNK)
- 私たちが持つ危険な習慣。
- 日本のアライグマ
- 日本が海に水を投棄
一方、ポジティブなコピーで、お同じような写真を載せた広告もあります(2023年6月確認)。
- シーフードの利点
- 栄養価の高い魚の一覧です。
- 珍しいコインを見つけました

ネット詐欺の目的は個人情報、そして金銭
これらの怪しい広告のなかには、あきらかな詐欺が含まれます。
詐欺広告をクリックすると、ウィルス感染したかのような表示が出て、個人情報を取得しようとします。
例えば、「Appleサポートのニセモノ」(上図)から電話するように促します。「ネット広告→ホームページ→電話」という流れで騙すわけです。
別の手口では、ニュースサイトのような作りで、個人情報の入力フォームがありました。
個人情報を取得した後、何らかの理由をつけて金銭を要求するのでしょう。
発端となる詐欺広告はGoogleサービスによって表示されています。最近は、すぐに自動ブロック(表示拒否)されますが、それでも数回表示されてしまっています。

Googleアドセンス利用者はブロックを
掲載されるアドセンス広告が低品質だと、Webサイト自体の信頼を落とします。ましてや詐欺広告など1回でも出したくないところです。
- Googleアドセンス
- ネットコンテンツ運営者が、広告スペースを貸すことで収益を得られるサービス[詳しく]
アカウントまたはURLをブロック
詐欺広告や怪しい広告を見つけたら、アカウント自体またはURLごとブロックすることをお勧めします。
ブロック方法については、「Googleアドセンスで、特定広告をブロックする方法」をご覧ください。